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ピラティスの種類|マットとマシンの違いと、選ぶ順番

コラム

ピラティスの種類|マットとマシンの違いと、選ぶ順番

  • 最終更新日: 2026年9月16日

ピラティスの種類は、使う道具で2つ、受け方の人数で3つに分かれます。この2つの軸がそれぞれ別に組み合わさるため、名前が多いように見えるのです。cocoro Pilates(ココロピラティス)では2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご案内してきました(自社調べ)。どれを選ぶかの判断材料になるのは、いま自分に支えを足したい段階かどうかです。

2つの軸
道具(マット・マシン)と、受け方(人数)
のべ約5,600
レッスン(2025年6月〜2026年8月・月平均およそ400)
3つの通い方
フリー利用・少人数グループ・パーソナル
この記事の要点

  • 種類の名前は多く見えますが、分かれ方は「道具」と「人数」の2つだけです
  • マットは自分の体重だけ、マシンはバネの支えを足せる、という差です
  • マシンは4種類ありますが、はじめに使うのはほぼリフォーマーです
  • 流派の違いより、いま支えが要るかどうかで選ぶほうが迷いません
次の場合は、まず医師にご相談ください

  • 妊娠中・産後間もない方
  • 手術後・骨折直後など、運動制限がある方
  • 強い痛み・出血・発熱・めまいなどの症状がある方
  • 心疾患・重度の高血圧・重度の呼吸器疾患などがある方
  • 骨粗鬆症・神経疾患など、運動にリスクがある方
  • 医師から運動を制限されている方

持病や既往歴がある場合は、主治医の運動許可をご確認のうえご相談ください。

先にお答えします

マットとマシン、どちらから始めるものですか

どちらからでも始められます。身体が硬い、動かせる範囲が狭いと感じている段階では、支えを足せるマシンのほうが形を保ちやすくなります。

流派は選ばないといけませんか

最初から選ぶ必要はありません。名前が違っても、背骨を一つずつ動かす、呼吸を合わせるという中身は共通しています。順番と種目の数が違うだけです。

グループとパーソナルの違いは何ですか

見てもらえる回数が違います。グループは全体に向けた案内が中心で、パーソナルはその日の身体に合わせて種目そのものを組み替えます。

どの種類が合うかは、一度動いて確かめると決めやすくなります

無料体験できる店舗を見る▶︎

種類は「道具」と「人数」の2つに分かれます

道具の軸はマットかマシンか。人数の軸はフリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つです。

ピラティスの種類が分かれる2つの軸。道具の軸と人数の軸
名前が多く見えても、分かれ方はこの2つの掛け合わせです

検索すると、マットピラティス、マシンピラティス、リフォーマーピラティス、グループピラティス、パーソナルピラティスと名前が並びます。別々の種目に見えますが、そうではありません。

  • 道具の軸|マット1枚で行うか、バネのついたマシンを使うか
  • 人数の軸|自分のペースで行うか、少人数で受けるか、1対1で受けるか
  • 流派の軸|種目の順番と数が決まっているか、その日に合わせて組み替えるか

この3つは重なっているだけで、選択肢が3倍あるわけではありません。「マシンを使う少人数グループ」も「マットで行うパーソナル」も成り立ちます。名前は組み合わせを言っているに過ぎません。マシンの仕組みについてはマシンピラティスとはのページでご案内しています。

マットピラティスでできること

床に敷いたマット1枚で行う形です。負荷は自分の体重だけで、支えを足すことはできません。

マットで行う形と、マシンで行う形の対比
同じ動きでも、支えがあるかどうかで保てる形が変わります

マットで行う種目は、仰向け・横向き・四つ這い・座る、の4つの姿勢に大きく分かれます。道具が要らないため、場所を選ばずに回数を置けるのが強みです。

  • 向いている場面|すでに動かせる範囲がある方、自宅でも回数を置きたい方
  • 難しくなる場面|身体が硬く、狙った姿勢まで届かない段階
  • 起きやすいこと|届かないぶんを腰や首で補い、狙った場所が使われない

動かせる範囲が狭い段階だと、形を作ることそのものに力を使います。腰が反る、肩がすくむという形で表に出ますが、動いている本人からは見えません。マットが向かないという意味ではなく、順番の問題です。

↓マットの種目を選ぶときの目安↓

床についている面が広い姿勢から選ぶと、形が崩れにくくなります。仰向けと横向きは支える場所が多いぶん、動かせる範囲が狭くても胴体の位置を保てます。座る姿勢と四つ這いは支える面が狭くなるため、後回しで構いません。

避けたほうがよい種目もあります。頭を持ち上げ続けるもの、両脚を同時に床すれすれまで下ろすもの、うつ伏せで上体を大きく反らすもの。この3つは首と腰に負担が集まりやすい形です。

どれも可動範囲を狭めれば、同じ狙いのまま行えます。両脚なら片脚に、床すれすれなら膝の高さまでに。動く量を減らしても、狙う場所は変わりません。回数をこなすことより、崩れる手前で止めることのほうが優先されます。

マシンピラティスでできること

バネの本数を替えることで、同じ動きを補助にも抵抗にもできます。支えを足せる点がマットとの差です。

マシンは、身体を鍛えるための重りではありません。バネは、届かない範囲まで身体を運んでくれる支えとして働きます。本数を増やせば軽く、減らせば重くなります。同じ台の上で、両方向へ調整できます。

たとえば仰向けで膝を伸ばして台を押し出す動きでは、バネが強いほど戻る力が働き、腰が反らないように支えてくれます。バネを弱めると、自分の胴体で支える割合が増えます。つまり同じ種目のまま、段階を上げ下げできます。

マットではこの調整ができません。動かせる範囲が足りない場合、姿勢を変えるか、その種目を飛ばすかの二択になります。マシンなら、狙う場所を変えないまま量だけを落とせます。

身体が硬い段階ほど、この差が大きく出ます。動かせる範囲が広がるほど、マットの種目でも形を保てるようになり、道具の差は小さくなっていきます。

  • 向いている場面|身体が硬い方、狙った姿勢まで届かない方、形を確かめたい方
  • できること|可動範囲が狭い段階でも、胴体の位置を保ったまま動かせる
  • 覚えておくこと|台とバネのある場所でしか行えないため、通う形になります

マシンは4種類。最初に使うのはリフォーマーです

リフォーマー・キャデラック・チェア・バレルの4つです。はじめに使うのはほぼリフォーマーになります。

ピラティスで使う4種類のマシン。リフォーマー、キャデラック、チェア、バレル
形は違いますが、バネで支えを足すという仕組みは共通です

① リフォーマー

木製フレームの上を、寝台のような台が前後に滑る形のマシンです。仰向け・横向き・座る・立つのいずれの姿勢でも使えるため、種目の幅がもっとも広くなります。cocoro Pilates で使っているのもこの機種です。

② キャデラック

四方に柱と天井のついた台です。上から吊るしたバーやループを使い、腕や脚を空中で支えたまま動かせます。仰向けのまま支えを足せるため、動かせる範囲が狭い段階で使われます。

③ チェア

座面とペダルだけの小さな箱型のマシンです。座る・立つといった、日常に近い姿勢で足元に負荷をかけられます。場所を取らないため、置いているスタジオが多い機種です。

④ バレル

樽を半分にしたような曲面の台です。背中を預けて反らせる、横向きに預けて脇腹を伸ばすといった、曲面に沿わせる動きに使います。バネはついていません。

4種類そろっているスタジオは多くありません。リフォーマーが1台あれば、はじめの段階でやりたいことはほぼ足ります。機種の数でスタジオを選ぶ必要はありません。

↓リフォーマー以外を使う場面↓

キャデラックが選ばれるのは、仰向けから起き上がる動きそのものが難しい段階です。上から吊るした支えがあると、腕の力を借りずに胴体の順番を確かめられます。産後の方や、長く運動から離れていた方に使われることがあります。

チェアが選ばれるのは、立った姿勢での足元の支え方を確かめたい場合です。階段を上がる、椅子から立ち上がるといった日常の動きに形が近いため、持ち帰りやすい種目になります。

バレルが選ばれるのは、背中を反らせる方向の動きが硬い場合です。曲面に預けるだけで背骨が段階的に反るため、自分で反らせようとして腰だけが折れる形を避けられます。

いずれも、リフォーマーで足りない部分を埋めるための選択です。最初から4種類を使い分ける必要はありません。

どの種類が合うかは、一度リフォーマーに乗ってみると分かりやすくなります

無料体験を予約する(店舗を選ぶ)▶︎

受け方は3つ。人数で見てもらえる回数が変わります

フリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つです。人数が減るほど、その日の身体に合わせられます。

フリー利用

決められた時間の中で、自分のペースで動かす形です。種目の順番はすでに覚えている段階向けになります。回数を置くこと自体が目的の場合に選ばれます。

少人数グループ

数名で同じ内容を進める形です。全体に向けた案内が中心になり、形が崩れている方には個別に声がかかります。人がいることで曜日が固定されやすくなる利点もあります。

パーソナル

1対1で進める形です。その日の身体に合わせて種目そのものを組み替えられます。動かせる範囲に左右差がある場合や、確かめたい場面が決まっている場合に向きます。

どれが上ということではありません。形を覚える段階は人数を減らし、回数を置く段階は人数を増やす。この順で移っていくと、通い方そのものが積み上がります。提供している形は店舗ごとに異なるため、サービス・通い方のページでご確認ください。

流派で名前が分かれる場合もあります

大きくはクラシカルとコンテンポラリーの2つです。種目の順番が決まっているかどうかが差になります。

クラシカルは、考案された当時の種目と順番をそのまま守る形です。毎回同じ流れで進むため、前回との違いが分かりやすくなります。

コンテンポラリーは、その日の身体に合わせて種目を選び直す形です。動かせる範囲や左右差に合わせられるぶん、進み方は毎回変わります。

どちらが正しいということはありません。背骨を一つずつ動かす、呼吸を合わせる、胴体の位置をそろえてから手足を動かす。この中身はどちらも共通です。名前の違いで迷う必要はありません。

↓流派の名前が気になったときの考え方↓

スタジオを探していると、聞いたことのない流派名が出てくることがあります。多くは、考案された種目をどう並べ直したかの違いで、身体に起きることが別物になるわけではありません。

比べる材料にするなら、流派名より次の2つを見るほうが実際的です。ひとつは、毎回同じ順番で進むのか、その日に合わせて変わるのか。もうひとつは、形が崩れたときに声がかかる人数かどうか。

この2つは、体験に行けばその場で分かります。流派名は、行く前に調べても判断材料になりにくいものです。

複数のスタジオを比べる場合も、同じ2点だけを見比べてください。項目を増やすほど決められなくなります。

迷ったときに、どの順番で決めるか

道具、人数、流派の順で決めます。流派から決めようとすると、比べる材料がないまま止まります。

ピラティスの種類を決める順番。道具、人数、流派の3段階
先に決めるものから順に置くと、迷う場面が減ります

ひとつ目|支えが要るかどうかで道具を決める

前屈で床に手が届かない、仰向けで膝を抱えると腰が浮く。こうした段階なら、支えを足せるマシンから入るほうが形を保てます。すでに動かせる範囲があるなら、マットから始めても構いません。

ふたつ目|見てほしい量で人数を決める

形が合っているか分からないうちは、人数の少ない形を選びます。種目を覚えたあとは、回数を置ける形へ移すほうが積み上がります。

みっつ目|流派は行ってから考える

体験に行けば、毎回同じ順番なのか、その日に合わせるのかはすぐに分かります。行く前に決める必要はありません。

通える場所にあるかどうかも、実際には大きな条件です。内容が合っていても、間隔があいてしまえば積み上がりません。

cocoro Pilates で選べる形

静岡・北海道でマシンピラティススタジオを展開しています。初回は、動く前に気になっている場面をうかがいます。

cocoro Pilates 沼津駅前店に設置されたリフォーマー。木製フレームとスプリング、フットバーが見える
沼津駅前店のリフォーマー。スプリングの本数を替えることで、支えにも抵抗にもなります
cocoro Pilates 沼津駅前店で、指導者がお客様と向かい合って話している様子
初回は動く前に、気になっている場面をうかがうところから始まります

どの種類が合うかは、乗ってから決めて構いません

「身体が硬いので、届くかどうか分からない」「マットの動画で腰が痛くなった」。この程度の言い方で十分です。引っかかっている場面が決まっていると、その日に確かめる内容も決まります。

レッスンでは、動きの速さを落として順番を確認します。回数をこなすことが目的ではないため、形が崩れた時点で止めるほうが、その日の収穫は大きくなります。バネの本数は、その場で何度でも替えられます。合う段階が見つかるまで、遠慮なくお伝えください。

通い方はフリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つからお選びいただけます。提供している形や利用条件、料金は店舗ごとに異なりますので、店舗ページでご確認ください。

まとめ

ピラティスの種類は、道具・人数・流派の3つの軸が重なって名前が増えているだけです。道具はマットかマシンかの2つで、差はバネの支えを足せるかどうかにあります。マシンは4種類ありますが、はじめに使うのはほぼリフォーマーです。受け方は3つあり、人数が減るほどその日の身体に合わせられます。流派はクラシカルとコンテンポラリーに分かれますが、中身は共通しています。決める順番は、道具、人数、流派。この順に置くと迷う場面が減ります。

無料体験までの流れ

  1. 店舗ページから、通いやすい店舗を選ぶ
  2. 気になっている場面や、身体の硬さをお伝えいただく
  3. 実際にマシンに乗って、合う段階をご一緒に決める

よくあるご質問

身体が硬いのですが、どの種類から始められますか

支えを足せるマシンから入るほうが形を保てます。動かせる範囲が狭くても、バネの本数で届く位置まで運んでもらえます。硬さそのものを気にして始められない方は多くいらっしゃいます。

マットとマシンを両方やる必要はありますか

片方だけでも積み上がります。組み合わせる場合は、マシンで形を確かめ、マットで回数を置く分担にすると、どちらの時間も無駄になりません。

リフォーマー以外のマシンがないスタジオは避けたほうがいいですか

避ける理由にはなりません。はじめの段階で行いたい種目は、リフォーマー1台でほぼ足ります。機種の数より、通える場所にあるかどうかで選ぶほうが続きます。

グループだと形が崩れていても気づかれませんか

少人数の形であれば、崩れている方には個別に声がかかります。確かめたい場面がはっきりしている場合は、1対1の形のほうがその日の収穫は大きくなります。

流派によって身体に起きることは変わりますか

中身は共通しています。背骨を一つずつ動かす、呼吸を合わせる、胴体の位置をそろえてから手足を動かす。この3つはどちらの流派でも変わりません。順番と種目の数が違うだけです。

ヨガとは別の種類という理解でいいですか

別の種目です。ヨガは姿勢を保って呼吸を深めることに重きを置き、ピラティスは動きながら胴体の位置を保つことに重きを置きます。呼吸の使い方も異なります。

参考文献

  1. 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35347.html
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「運動器の健康」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise
cocoro Pilates(ココロピラティス)について

運営
整形外科・メンタルクリニック・整体院グループ(全国125店舗以上)・鍼灸院・ピラティス・パーソナルジムを運営する健康サービス企業が提供しています。
店舗
静岡・北海道でマシンピラティススタジオを展開しています。店舗一覧からお近くの店舗をご覧いただけます。
グループ内での位置づけ
こころ整体院・こころ整骨院(向き合う)→ cocoro Pilates(整える)→ PiPi PERSONAL GYM(強くなる)。
ご利用状況
口コミ80件/平均評価4.8 ※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)
これまでのご対応
2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご提供してきました(月平均およそ400レッスン)。
通い方
フリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つからお選びいただけます(提供内容は店舗により異なります)。

cocoro Pilates(こころピラティス)について

母体

整形外科・メンタルクリニック・整体院グループ・鍼灸院・パーソナルジムを運営する健康サービス企業が提供しています。

店舗

静岡・北海道でマシンピラティススタジオを展開しています。

ご利用状況

口コミ80件/平均評価4.8 ※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)

これまでのご対応

2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご提供してきました(月平均およそ400レッスン)。

どの種類が合うかは、一度動いてみると決めやすくなります。

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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。痛みや不調のある方は自己判断せず、まず医師にご相談ください。