マシンピラティスとは|マットとの違いと、向いている人の見分け方
マシンピラティスとは、リフォーマーなどの専用マシンを使い、スプリングの助けを受けながら動きを確認していく運動です。マシンが動きの軌道を支えるため、姿勢を保ち続ける力がなくても形をつくれるためです。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に週2〜3回の筋力向上のための運動が推奨されています。マットとどちらを選ぶかは、いま自分で形をつくれるかどうかで分かれます。
札幌北口・美しが丘・沼津駅前
平均評価4.8※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)
フリー利用・少人数グループ・パーソナル
- マシンが動きの軌道を支えるため、形をつくりやすくなります
- スプリングは負荷にも助けにもなります。本数が多い=重いではありません
- マットとの違いは、支えがあるかどうかです
- 自分で形をつくりにくい段階の方ほど、マシンが噛み合います
- 強い痛みやしびれがある方
- 骨や関節について診断を受けている方
- 血圧・心臓について指摘を受けている方
- 妊娠中の方
- 手術後の経過を見ている最中の方
持病や既往歴がある場合は、主治医の運動許可をご確認のうえご相談ください。
マットとどちらから始めるとよいですか
自分で形をつくりにくいと感じる段階であれば、マシンのほうが噛み合います。マシンが軌道を支えるため、どこを使っているかに意識を向けやすくなります。
体力に自信がなくても大丈夫ですか
スプリングの本数を替えれば、身体を支える方向に働かせられます。姿勢を保ち続ける力がなくても形をつくれるのが、マシンを使う形の特徴です。
器具の使い方を覚える必要がありますか
覚えていただく必要はありません。設定はその場でご案内します。ご自身で本数を選んでいただく場面はありません。
マシンの感触は、実際に乗ってみるといちばん早く分かります
マシンピラティスとは何か
専用マシンの上で行うピラティスです。スプリングが動きの軌道を支えるため、形をつくりやすくなります。

ピラティスは、ジョセフ・ピラティス(1883年〜1967年)が考案した運動です。もとは限られた場所でも身体を動かせるように、寝台にばねを取り付けたところから始まったと伝えられています。現在のリフォーマーは、その延長線上にある器具です。
マシンピラティスは、このリフォーマーなどを使って行う形を指します。マシンが動きの軌道を決めてくれるため、身体を支え続ける力がなくても、狙った場所を使う形をつくれます。床の上で自力で形をつくる場合とは、ここが決定的に違います。
「鍛える器具」ではありません
マシンと聞くと、重さを持ち上げる器具を思い浮かべる方が多くいらっしゃいます。リフォーマーは、その考え方とは違います。重さではなく、ばねの引く力を使います。
ばねは、押される方向にも引かれる方向にも働きます。同じ器具が、抵抗にも助けにもなるということです。ここがマシンピラティスの中心にある考え方です。
使うマシンの種類と役割
もっとも使われるのがリフォーマーです。ほかに、上から吊る形の器具や、椅子の形をした器具があります。

ピラティス用の器具はいくつかあります。スタジオによって置いてあるものは違います。もっとも広く使われているのがリフォーマーです。
- リフォーマー|台の上を動く座面と、複数のばねで構成されます。寝る・座る・立つのすべてで使えます
- 上から吊る形の器具|枠にばねを取り付け、手足を吊って動かします。範囲を細かく決められます
- 椅子の形の器具|ペダルを踏み込む形で使います。座った姿勢や立った姿勢で使います
cocoro Pilates(ココロピラティス)で使っているリフォーマーは INIFIA 製です(実機で確認・2026年8月時点)。木製フレームにばねが並び、本数を替えることで働き方を変えられます。
店舗によって置いている器具が違います
FAST TRAINER・POWER MAG を使うプログラムは、沼津駅前店でご案内しています。器具の構成は店舗によって異なるため、気になる器具がある場合は各店舗ページでご確認ください。
↓リフォーマーの各部の呼び方↓
台の上を前後に動く座面をキャリッジと呼びます。ここに寝たり座ったりして、身体ごと動かします。動く距離は器具によって決まっており、その範囲の中で動きます。
足をかける横棒をフットバーと呼びます。高さを変えられるものが多く、身長や種目に合わせて位置を決めます。手で握って使う場面もあります。
頭側から伸びる紐をストラップと呼びます。手で握る場合と、足にかける場合があります。ばねは台の下に並んでおり、色で強さが分かれているものが一般的です。呼び方を覚えていただく必要はありません。その場でお伝えします。
スプリングは負荷にも助けにもなる
本数が多いほど重い、とは限りません。種目によって、本数を増やすほど身体を支える方向に働きます。

マシンピラティスでいちばん誤解されやすいのがここです。ばねの本数を増やせば強くなる、と考えられがちです。実際には、種目によって意味が入れ替わります。
- 抵抗として働く場面|足でフットバーを押して台を動かすとき。本数が多いほど押す力が要ります
- 助けとして働く場面|台の上で身体を起こすとき。本数が多いほど台が戻ろうとし、支えになります
同じ本数でも、どちら向きに使うかで意味が変わります。設定の数字だけを見て強くしても、狙った場所に届くとは限りません。
本数はご自身で決める必要はありません
どの種目で何本にするかは、その場でお伝えします。覚えていただく必要はありません。体調に合わせて途中で替えることもあります。
「今日は軽めに」とお伝えいただければ、本数と種目の両方で調整します。量を落とすことは、内容を諦めることではありません。
マットピラティスとの違い
違いは支えがあるかどうかです。マットは自分で形をつくり、マシンは器具が軌道を支えます。

マットピラティスは、床の上で自分の身体だけを使って形をつくります。器具の助けがないぶん、自分で支える力が要ります。動きの範囲も自分で決めることになります。
マシンピラティスは、器具が軌道を決めてくれます。支え続けることに気を取られずに済むため、どこを使っているかに意識を向けやすくなります。
段階が違うだけです
どちらが優れているという話ではありません。自分で形をつくれる段階に入っていればマットでも進みます。まだそこまで来ていない段階では、マシンのほうが噛み合います。
マシンで形を覚えてから、マットへ移る順番もあります。両方を続けられる方もいらっしゃいます。始める順番として、支えのあるほうから入るのが自然です。
↓ヨガとの違いについて↓
ヨガとピラティスは、どちらも床の上で身体を動かす場面が多いため、似たものとして見られがちです。組み立ての考え方は違います。ヨガは姿勢を取って保つ場面が多く、呼吸は鼻から吸って鼻から吐く形が基本になります。
ピラティスは、動き続けながら形を確認していく場面が多くなります。呼吸も、鼻から吸って口から吐く形を使うことが一般的です。動きに合わせて呼吸のタイミングを決めます。
どちらかを選ばなければならないものではありません。両方を並行されている方もいらっしゃいます。組み合わせる場合は、同じ日に詰め込まないほうが、それぞれの狙いがはっきりします。
マットとマシンのどちらが合うかは、動いてみるとすぐ分かります
1回のレッスンの流れ
状態を伺う、設定を合わせる、動く、確認する。この順で進みます。器具の操作は指導者が行います。

① その日の状態を伺う
気になっている場面、前回からの変化、体調をお聞きします。ここで組み立てが決まります。細かくお話しいただく必要はありません。
② 設定を合わせる
フットバーの高さ、ばねの本数、ストラップの長さを合わせます。身長と種目によって変わるため、毎回同じにはなりません。
③ 動きながら確認する
寝た姿勢から始めることが多くなります。動かす場所を1つずつ確かめながら進みます。速さを競う場面はありません。
終わりに、その日どこを使ったかをお伝えします。次の回まで日常のどの場面で使えるかまで、あわせてお話しします。
向いている人・マットが合う人
自分で形をつくりにくい方、床に座るのがつらい方はマシンが噛み合います。すでに形をつくれる方はマットでも進みます。

マシンピラティスが噛み合いやすいのは、次のような方です。
- 自分で形をつくりにくい方|支えがあるぶん、狙った場所に届きやすくなります
- 床に座り続けるのがつらい方|台の上で寝た姿勢のまま進められる種目が多くあります
- どこを使っているか分からない方|軌道が決まっているため、感覚を拾いやすくなります
- 運動から離れていた方|量を細かく落とせるため、入口の負担を下げられます
反対に、すでに自分で形をつくれる段階に入っている方は、マットでも十分に進みます。大きなスペースが要らないため、続けやすさではマットに分があります。
始める前に用意するもの
動きやすい服と、滑り止めのついた靴下があれば足ります。特別な道具を買いそろえる必要はありません。

- 服装|身体のラインが見えるものが向きます。だぼついた服は形が見えにくくなります
- 靴下|足裏に滑り止めのついたものを使います。多くのスタジオで販売もしています
- 飲みもの|ふたの閉まるものをお持ちください
体験の段階では、手ぶらでお越しいただける場合がほとんどです。貸し出しの有無は店舗によって違うため、予約の際にご確認ください。
↓服装で気をつけたいところ↓
上衣は、丈が腰まで届くものを選んでください。仰向けや横向きになる場面が多いため、裾が短いと気になります。動きに集中できないと、確認という目的が果たせません。
ボトムスは、膝が曲がる範囲を妨げないものにしてください。硬い素材のものや、丈の合わないものは動きを止めます。フードのついた上衣は、仰向けになったときに首の後ろが浮くため向きません。
ファスナーや金具の大きいものは、台や器具に当たることがあります。装飾の少ないものを選んでいただくと、気にせず動けます。
cocoro Pilates での通い方と店舗ごとの違い
札幌北口店・美しが丘店・沼津駅前店の3店舗です。提供している通い方と利用条件が店舗ごとに異なります。


通い方は3つあります
通い方はフリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つからお選びいただけます。器具の設定を細かく合わせたい場合は、パーソナルがもっとも合います。提供内容は店舗により異なります。
札幌北口店・美しが丘店はパーソナル専門です。沼津駅前店では3つの通い方をご案内しています。
店舗ごとの違い
沼津駅前店は女性専用です。札幌北口店・美しが丘店は男女ともご利用いただけます。各店舗の詳細と料金は3店舗のご案内からご覧いただけます。
札幌北口店・美しが丘店は、同じ建物内に整体院・整骨院を併設しています(沼津駅前店は独立店舗です)。身体の状態を確認してから動きたいという場合には、この2店舗をご検討ください。
まとめ
マシンピラティスとは、リフォーマーなどの専用マシンを使い、ばねの助けを受けながら動きを確認していく運動です。マシンが軌道を支えるため、姿勢を保ち続ける力がなくても形をつくれます。ばねの本数は、種目によって抵抗にも助けにも働きます。本数が多いほど重い、というものではありません。マットとの違いは支えがあるかどうかで、優劣の話ではありません。自分で形をつくりにくい段階の方ほど、マシンが噛み合います。用意するものは動きやすい服と滑り止めのついた靴下で足ります。
- 店舗ページから、通いやすい店舗を選ぶ
- 気になっている場面をお伝えいただく
- 実際にマシンに乗って、合う通い方をご一緒に決める
よくあるご質問
マシンピラティスは初めてでも扱えますか
器具の設定は指導者が行います。ご自身で本数や高さを選んでいただく場面はありません。動きの手順もその場でお伝えするため、覚えてからお越しいただく必要はありません。
ばねの本数が多いほどきつくなりますか
種目によって入れ替わります。足で押す種目では本数が多いほど押す力が要ります。台の上で身体を起こす種目では、本数が多いほど支えになります。
マットピラティスとどちらを選べばいいですか
自分で形をつくりにくいと感じる段階であれば、マシンが噛み合います。すでに形をつくれる方はマットでも進みます。段階の違いであって、優劣ではありません。
身体が硬くても始められますか
動かせる範囲の中で行います。範囲を広げてから始める必要はありません。狭いところから始めた方ほど、最初の変化に気づきやすくなります。
どんな服装で行けばいいですか
身体のラインが見える動きやすい服と、足裏に滑り止めのついた靴下をご用意ください。丈が腰まで届く上衣にすると、仰向けになる場面でも気になりません。
器具の名前を覚える必要がありますか
覚えていただく必要はありません。設定も操作もこちらで行います。名前が分からないままで、動きの確認という目的は果たせます。
持病があっても始められますか
骨や関節について診断を受けている場合は、まず医師にご相談ください。動かしてよい範囲に指示が出ている場合は、その内容を先にお知らせいただければ、範囲の中で組み立てます。
参考文献
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35347.html
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「運動器の健康」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise
cocoro Pilates(こころピラティス)について
母体
整形外科・メンタルクリニック・整体院グループ・鍼灸院・パーソナルジムを運営する健康サービス企業が提供しています。
店舗
静岡・北海道でマシンピラティススタジオを展開しています。
ご利用状況
口コミ80件/平均評価4.8 ※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)
これまでのご対応
2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご提供してきました(月平均およそ400レッスン)。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。痛みや不調のある方は自己判断せず、まず医師にご相談ください。