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ピラティスと姿勢|「正しい姿勢」を保つより、動かせる範囲を増やす

コラム

ピラティスと姿勢|「正しい姿勢」を保つより、動かせる範囲を増やす

  • 最終更新日: 2026年8月19日

姿勢は、1つの正解を保ち続けるものではありません。同じ姿勢を長く保つこと自体が身体への負担になるためです。目指したいのは、いろいろな姿勢を取れて、そのあいだを行き来できる状態です。動かせる範囲が広いほど、長時間の作業でも1か所に負担が集まりにくくなります。ここでは、この考え方と、ご自身で確かめる方法をご案内します。

3店舗
札幌北口・美しが丘・沼津駅前
口コミ80件
平均評価4.8※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)
3つの通い方
フリー利用・少人数グループ・パーソナル
この記事の要点

  • 1つの正しい姿勢を保ち続けることは、現実的ではありません
  • 同じ姿勢を長く続けること自体が負担になります
  • 目指すのは、動かせる範囲を増やすことです
  • 壁を使えば、いまの状態をご自身で確認できます
次の場合は、まず医師にご相談ください

  • 痛みやしびれをともなう方
  • けがのあと、経過を確認中の方
  • 側弯症など、姿勢について診断を受けている方
  • めまい・ふらつきがある方
  • 通院中の方

持病や既往歴がある場合は、主治医の運動許可をご確認のうえご相談ください。

先にお答えします

姿勢は変わりますか

感じ方には個人差があります。意識していないときの立ち方が変わるまでには、1〜3ヶ月かかることが多いです。意識して直す姿勢と、意識せずに取っている姿勢は別のものです。

正しい姿勢を教えてもらえますか

1つの正解をお伝えするやり方は取っていません。いろいろな姿勢を取れる状態を目指すほうが、結果として長い時間を楽に過ごせます。

猫背と言われます

背中が丸まった位置で固まっている状態を指して使われることが多い言葉です。姿勢の名前で捉えるより、どの方向に動きにくいかを確認するほうが、取り組む内容につながります。

いまの動かせる範囲は、体験のときに確認できます

無料体験できる3店舗を見る▶︎

「正しい姿勢」を保ち続けない理由

同じ姿勢を長く保つこと自体が負担になります。どんなに良い姿勢でも、動かない時間が続けば同じです。

姿勢を正そうとして、背筋を伸ばした状態を保ち続ける。この取り組み方が続かないことは、多くの方が経験されています。続かないのは意志の問題ではありません。保ち続けること自体に無理があるためです。

筋肉は、縮んだり緩んだりを繰り返すことで血液の巡りを保っています。同じ長さのまま固定されている時間が長いと、この動きが止まります。「良い姿勢」であっても、固定されていれば同じです。

姿勢を意識していられるのは、意識している間だけです。作業に集中すれば、意識はそちらへ移ります。意識で保ち続ける方法は、仕組みとして続きません。

目指すのは、行き来できる状態

深く座る、浅く座る、少し前に体重を移す。作業の合間にこうした変化を入れられるほうが、1つの正解を保ち続けるより現実的です。

そのためには、いろいろな姿勢を取れる必要があります。動かせる範囲が狭いと、取れる姿勢の選択肢そのものが少なくなります。姿勢の問題は、多くの場合「範囲」の問題です。

保ち続けるより、座り直す。1つの姿勢のままと、深く座る・浅く座る・胸を開くの行き来
選択肢が多いほど、1か所に負担が集まりにくくなります

動かせる範囲が狭くなるとき

同じ姿勢が続くと、その位置で固まりやすくなります。デスクワークで多いのは、背中が丸まった位置と、骨盤が後ろに倒れた位置です。

身体は、よく取る位置に合わせて変わっていきます。1日8時間座っていれば、その姿勢が身体にとっての標準になります。特別なことが起きているわけではありません。

逆に言えば、標準は入れ替えられます。取る頻度が変われば、身体にとっての基準も変わっていきます。時間はかかりますが、固定されたままということはありません。

とくに小さくなりやすい3つの動き

  • 背中を反らす|丸まった位置が続くほど、反る方向が出にくくなります
  • ねじる|正面を向いた作業が続くと、回旋が減ります
  • 体側を伸ばす|左右に傾ける動きは、日常でほとんど使われません

この3つは、意識して行わないかぎり日常では出てきません。使わない方向から先に狭くなっていきます。

日常で出てこない3つの向き。背中を反らす、ねじる、体側を伸ばす
使わない向きから順に、動かせる幅が小さくなります
呼吸も範囲に関わります

息を吸うと肋骨は広がり、吐くと閉じます。この動きが小さいまま固まっていると、胸郭全体が動きにくい状態が続きます。

背中が丸まった位置では、肋骨が閉じたままになりやすくなります。この状態で背中を反らそうとしても、土台が動かないぶん、範囲は限られます。ピラティスで呼吸と動きを合わせるのは、ここを先に確認するためです。

特別な呼吸法を覚える必要はありません。動きに合わせて自然に息が出入りしている状態を確認していきます。息を止めて力むやり方になっていないかを、まず見ていきます。

気になっている場面を、そのままお伝えください

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レッスンで取り組むこと

動きにくくなっている方向を確認し、そこから広げていきます。全方向を均等に扱う必要はありません。

肋骨が動くと範囲が広がる。息を吸って広がり、吐いて閉じる
呼吸で胸郭が動くかどうかを、先に確認します

背骨を1つずつ動かすこと

背骨は24個の骨が積み重なってできています。1つずつ順番に動かせる状態と、まとまって固まったまま動く状態とでは、取れる姿勢の幅が変わります。マシンピラティスには、1つずつ順に動かす種目が多く含まれます。

骨盤の位置を自分で分かること

骨盤が前に倒れていると腰が反り、後ろに倒れていると背中が丸まります。どちらが良い悪いではなく、いまどこにあるかを自分で分かることが先です。分かれば、動かして変えられます。

日常の動作につなげること

レッスンの中だけで姿勢が整っても、日常に戻れば元の使い方になります。座る、立ち上がる、荷物を持つ。よく行う動作に近い形で確認していきます。

左右の差を先に見ること

姿勢の話は、前後の傾きで語られることが多くあります。実際には、左右の差のほうが日常の癖として出やすい部分です。荷物を持つ側、脚を組む向き、立つときに体重を乗せる足。どれも片側に寄りやすいものです。

左右のどちらがやりにくいかは、動いてみると分かります。やりにくい側を無理に合わせるのではなく、差があることを知ったうえで進めます。

レッスンで確かめていくこと。背骨を順に動かす、骨盤の前後を知る、日常の動作で確かめる
レッスンの中だけで終わらせず、日常の動作までつなげます
マシンを使う利点

床の上では、姿勢を保つこと自体に力を使います。動かせる範囲が狭い段階では、保つことに力が向いてしまい、動かしたい場所まで意識が届きません。

マシンは身体を支える面があるため、保つ力を減らした状態で、動かしたい場所だけに集中できます。スプリングの本数で負荷を細かく変えられるので、軽い設定から始めて感覚を確認しながら進められます。

動きの軌道が決まっていることも利点です。自己流になりにくいぶん、確認したい方向へ確実に動かせます。

壁を使った確認のしかた

壁に背中をつけて立つと、いまの状態を自分で確認できます。毎回同じ手順で行えば、前回との違いが見えます。

壁で確かめる3つ。後頭部がつくか、腰の隙間、腕が耳の横まで来るか
直そうとせず、いまどうなっているかを見るだけで構いません
  1. かかとを壁から少し離して立ち、お尻と背中を壁につけます
  2. 後頭部が自然につくかどうかを見ます。無理に付けようとしないでください
  3. 腰の後ろに手のひらが入る隙間を確認します
  4. その姿勢のまま、両腕をゆっくり上げていきます

後頭部が届かない、腰の隙間が大きい、腕が耳の横まで来ない。こうした点が、いまの状態です。直そうとせず、そのまま覚えておいてください。

3つのうち、どれか1つでも当てはまれば十分な情報になります。全部を細かく測る必要はありません。どこが引っかかっているかが分かれば、レッスンで確認する方向が決まります。

ご家族に横から写真を撮ってもらうと、より分かりやすくなります。ご自身の感覚と、外から見た状態は一致しないことが多いためです。

この確認は、月に1回で足ります。毎日行っても差が小さく、変化していないように見えてしまいます。

確認するときの注意

後頭部を壁に付けようとして、あごを上げてしまう方が多くいらっしゃいます。あごが上がると、首だけで距離を埋めることになり、確認の意味がなくなります。

あごは軽く引いたまま、届く位置で止めてください。届かないこと自体は問題ではありません。前回より近づいているかどうかだけを見ます。

日常でできること

30分に一度、姿勢を入れ替えてください。正しい姿勢を保つより、変えることのほうが先です。

1週間のうちレッスンに使う時間は、ごく一部です。残りの時間をどう過ごすかで、身体にとっての標準が決まります。

  • 30分に一度は立ち上がり、数歩でも歩く
  • 座り直すときは、深く・浅くを交互にする
  • 1日に一度、背中を反らす動きと、体側を伸ばす動きを入れる
レッスン以外の時間にできること。30分に一度立つ、座ったまま体側を伸ばす、画面を目線へ
どれも席まわりでできます。時間を新しく作る必要はありません

3つ目は、日常でほとんど出てこない方向です。1日1回でも入れておくと、範囲が狭くなるのを防げます。

やり方を細かく覚える必要はありません。椅子に座ったまま両手を上に伸ばして、そのまま左右に傾ける。これだけで体側は伸びます。反る動きも、背もたれに寄りかかって胸を開くだけで構いません。

続けられる形にしておくことが、正確さより先にきます。1日1回を1年続けるほうが、完璧な形を1週間で終えるより積み上がります。

環境を変えるほうが早い場合もあります

椅子や机の高さ、画面の位置を変えられる環境であれば、そちらを調整するほうが早い場合があります。姿勢だけでどうにかしようとしないでください。

ノートパソコンを直接机に置いて使っている場合は、画面の高さがいちばん変えやすい項目です。台を挟んで目線に近づけ、キーボードを別に用意すると、目線と腕の位置を別々に決められます。

椅子の高さは、足の裏が床につく位置が目安になります。足が浮いていると、支えを求めて姿勢が崩れやすくなります。座面が高い場合は、足元に台を置くだけでも変わります。

cocoro Pilates での通い方と店舗ごとの違い

札幌北口店・美しが丘店・沼津駅前店の3店舗です。提供している通い方と利用条件が店舗ごとに異なります。

こころピラティスのリフォーマー
動きの軌道をマシンが支えるため、姿勢を保ち続ける必要がありません
こころピラティスのカウンセリング
気になっている場面をうかがってから、形態をご提案します

店舗ごとの違い

沼津駅前店は女性専用です。札幌北口店・美しが丘店は男女ともご利用いただけます。各店舗の詳細は3店舗のご案内をご確認ください。

札幌北口店・美しが丘店は、同じ建物内に整体院・整骨院を併設しています(沼津駅前店は独立店舗です)。身体の状態を確認してからレッスンに入りたいという場合には、この2店舗をご検討ください。

通い方はフリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つからお選びいただけます。気になる部位がはっきりしている場合は、パーソナルが合います。

まとめ

姿勢は、1つの正解を保ち続けるものではありません。同じ姿勢を長く保つこと自体が負担になるためです。目指したいのは、いろいろな姿勢を取れて、そのあいだを行き来できる状態です。動かせる範囲が広いほど、長時間の作業でも1か所に負担が集まりにくくなります。壁を使えば、いまの状態をご自身で確認できます。痛みやしびれをともなう場合は、運動より先に医師にご相談ください。

無料体験までの流れ

  1. 店舗ページから、通いやすい店舗を選ぶ
  2. 気になっている場面をお伝えいただく
  3. 実際に動いて、合う形態をご一緒に決める

よくあるご質問

姿勢は変わりますか

感じ方には個人差があります。意識していないときの立ち方が変わるまでには、1〜3ヶ月かかることが多いです。意識して直す姿勢と、意識せずに取っている姿勢は別のものです。

正しい姿勢を教えてもらえますか

1つの正解をお伝えするやり方は取っていません。いろいろな姿勢を取れて、そのあいだを行き来できる状態を目指すほうが、結果として長い時間を楽に過ごせます。

猫背と言われます

背中が丸まった位置で固まっている状態を指して使われることが多い言葉です。姿勢の名前で捉えるより、どの方向に動きにくいかを確認するほうが、取り組む内容につながります。

反り腰と言われます

骨盤が前に倒れた位置で固まっている状態を指すことが多い言葉です。こちらも、いま骨盤がどこにあるかをご自身で分かるようになることが先になります。

自宅でもできることはありますか

背中を反らす動きと、体側を伸ばす動きを1日1回入れてください。この2つは日常でほとんど出てこない方向です。項目を増やすほど続かないため、まずこの2つだけで構いません。

痛みがあるのですが取り組めますか

痛みやしびれをともなう場合は、まず医師にご相談ください。診断を受けたうえで、動かしてよい範囲を確認してからのご相談になります。

どのくらいの頻度で通えばよいですか

回数より、間隔を一定に保てるかどうかのほうが積み上がります。2週間以上あくと、前回の感覚を思い出すところから始まります。週1回でも、間隔がそろっていれば変化は残ります。

参考文献

  1. 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35347.html
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット「身体活動・運動」https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise
  3. 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35347.html
cocoro Pilates(ココロピラティス)について

運営
株式会社givers(こころ整体院グループ)
グループ内での役割
こころ整体院・整骨院(整える)→ cocoro Pilates(動かし方を身につける)→ PiPi PERSONAL GYM(強くなる)。札幌北口店・美しが丘店は同じ建物内に整体院・整骨院を併設しています(沼津駅前店は独立店舗です)。
ご利用状況
3店舗・口コミ80件/平均評価4.8 ※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)
これまでのご対応
2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご提供してきました(月平均およそ400レッスン)。
通い方
フリー利用・少人数グループ・パーソナルの3つからお選びいただけます(提供内容は店舗により異なります)。

cocoro Pilates(こころピラティス)について

母体

整形外科・メンタルクリニック・整体院グループ・鍼灸院・パーソナルジムを運営する健康サービス企業が提供しています。

店舗

静岡・北海道でマシンピラティススタジオを展開しています。

ご利用状況

口コミ80件/平均評価4.8 ※個人の感想を含みます(2026年8月時点・Googleビジネスプロフィール)

これまでのご対応

2025年6月から2026年8月までに、のべ約5,600レッスンをご提供してきました(月平均およそ400レッスン)。

いまどのくらい動かせるかは、動いてみるといちばん早く分かります。

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本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の効果を保証するものではありません。感じ方には個人差があります。痛みや不調のある方は自己判断せず、まず医師にご相談ください。